LEATHER革について

What 革って何?

何気なく使っているハンドバッグ。
やはり革製の物が長く使えて愛着がわきます。
その革が持つ魅力をガイドしましょう。

ステア&キップ(牛革)

古くから最も多く利用され、年齢によって区別される。 ボナはメインに2種を使用。 ステア(成牛・去勢した牡牛)は大きく丈夫で加工しやすく最もポピュラーな牛革。 もう一つはキップ(仔牛・生後1歳位) はきめ細かさと耐久性を併せ持つワンクラス上の牛革です。

ディア(鹿)

通常は銀面(表皮)を起毛して使用するのが多 いです。 ボナは銀面を生かし、タンニン鞣しやシュリンク加工で、短所を補い、究極の手触りのソフトレザーへ進化させました。 牛革に較べ、デリケートな面もあるので取扱い・メンテナンスにはご注意を!

シープ(羊)

軽くソフト、きめ細やかな味わいが特徴。 着心地のよさから衣料用として人気の素材です。 ボナでは耐久性を高めたタンニン鞣しのイタリア製シープを使用しています。 牛革に較べ繊細な面があるので、お手入れはこまめに。

ゴート(ヤギ革)

軽く丈夫な皮質で最近、注目のレザー。 ラフで個性的な表情が魅力。 繊維が強く擦れにも強い。 ボナではさらに独自にシュリンク (しわ加工)や手染めで個性あふれる素材に仕上げています。 普段使いにもガンガン使える個性派!

バッファロー(水牛)

型押し牛革では出せない不規則で重厚なシボ感(しわ模様)が魅力。 摩擦に強いため古くから家具用の素材として人気。 ボナでは丈夫さ繊細さを兼ね備えたベビーバッファロー(水牛の仔牛)を多用。 擦れ難さからパイソンの合わせ革にも。

クロコダイル(ワニ)

誰もが憧れるレザーの最高峰。スクエアな鱗が並ぶお腹の革を生かすのが主流。 ワニといえば光沢仕上げが多い印象ですが、 ボナはよりナチュラルな仕上げを提案します。 使う程に熟成されていく味わいを楽しみましょう。

パイソン(ニシキヘビ)

二つと同じ模様がない唯一無二の個性派! 二つの裁断方法があり、ボナではお腹の鱗を生かしたバックカットを多用。いっそう迫力のある情が楽しめます。 特にプレミアムグレードのモノは大きく見事で希少価値も高いです。

オーストリッチ(ダチョウ)

クロコと並ぶ革の宝石。 特徴の粒々模様は羽軸を抜いた痕でクイルマークといいます。 革全体にあるものでなく背を中心に4割を占めるにすぎません。 オーストリッチは捨てる部分がなく、 肉や卵は食用に羽根は装飾に使われます。 現在では南アフリカを中心に養殖されています。

素材の良さを引き出すのはシェフ(鞣し・加工)次第

革の個性は料理と同じ。 素材を生かすもコロスも調理法次第。本場イタリア伝統の鞣しから、 繊細な型押しや染色などもはやアートです。

タンニン鞣し

今、注目のエコレザー。 植物の渋・タンニンの力を借りて「皮」から「革」に生まれ変わらせます。 最も古典的な手法で手間暇がかかりますが、繊誰が締まった丈夫な革に仕上がります。 最初は硬めですが、使う程に馴染む風合いを楽しめます。 ボナでは主流の鞣し手法です。

クロム鞣し

鉱物性クロムを使った金属鞣しの一種。 タンニン鞣しに比べて省スペース短時間で仕上げられる効率の良い手法。 新品の状態から柔軟で伸縮性に優れるため衣料用の革によく使われます。 近年には二つをミックスした長所を併せ持つ素材も人気。

エナメルレザー

今やオシャレには欠かせないピカピカレザー。 クロム鞣し革の銀面にウレタン系樹脂をコーディングして光沢を出したもの。 毛穴が見える透明感と濡れたような艶が特徴。 ボナでは柔軟性に優れたスーパソフトエナメルを使用して、最高の光沢としなやかさを表現。

ガラスレザー

エナメルと並ぶヒカリ物。 革をガラスの板に張り付けて乾燥させ、銀面をサンドペーパーで均した後、 樹脂系塗料で仕上げます。 艶のある滑らかな手触りが特徴ですが、エナメルとの違いは透明感のなさ~毛穴の表情が見えないのが特徴。 剥離しずらい分エナメルより丈夫といわれます。

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